人生の最後を輝かせてくれるホームに入りたかった

神戸〈ゆうゆうの里〉平田道子さん(75歳)kobe38.jpg

47年間、仕事に打ち込んできた私は、いわゆる「おひとり様」。65歳で無事定年退職を迎えてからは、「老後の住まい選び」が私に残された人生の課題となった。その間母を95歳まで介護をした。母は嚥下状態が悪くなり、やむなく療養型病院(サラモーレ)に4年間入院し、ミキサー食となった。だんだん弱っていく母の姿を見て、自分も同じようになるかもしれないと思うと、とても不安になった。母には私がいたので良かったが、自分は子供がいないので絶対にホームへ入居しなければと強く感じた。・・・

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