神戸〈ゆうゆうの里〉西村 隆男様(79歳)
(気丈な母の記憶)
父は僕が一歳の時に戦死し、以後母と二人暮らしで育ちました。小さい頃からスポーツよりも工作などの方が好きでした。中学校では工作部に入り、かまぼこの板から船や蒸気機関車、本立てなど作っていました。写真も好きで、叔父に借りたマミアシックスというカメラで、京都の街並みや古い家を撮るのが好きでした。母の記憶といえば、僕が夜に目を覚ますと、いつもシンガーの足踏みミシンを踏んでいた姿を思い出します。母は洋裁で...
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2022年4月15日 10:20
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神戸〈ゆうゆうの里〉
浜松〈ゆうゆうの里〉岡崎 一雄様(88歳)文子様(81歳)
(優しい義母のおかげ)
ご主人 12歳の時に終戦を迎え、比較的戦禍を免れた横須賀に家族三人で移り住みました。東京の大学を卒業し地元横須賀で就職。公務員として定年まで働きました。
奥様 私は4歳で終戦。戦争で父を失った家族は横須賀に引っ越しました。短大卒業後に地元横須賀で公務員になりました。市役所では主人と同じフロアで働いていました。縁があったのだと...
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2022年4月15日 10:15
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浜松〈ゆうゆうの里〉
佐倉〈ゆうゆうの里〉吉田 丈夫様(82歳)
(随分と長い間自炊してきました)
まだ私が電気化学会社に勤務し現役で仕事をしていた時、女房が56歳で亡くなりました。もともと心臓が弱くて、心筋梗塞でした。普通に元気で生活していたんですよ。介護をしたとか、入院していて面会に行っていたとか、全くないですね。ある日仕事が終わって自宅に帰ったら女房が倒れていて...そのままでした。あまりに突然のことに、しばらくは食事が喉を通らない状態が続きました。受け入れることが...
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2022年4月15日 10:05
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湯河原〈ゆうゆうの里〉荘司 了俊様(80歳)
(寺の24代目として生まれ、寺に育つ)
太平洋戦争が始まった昭和16年に、代々続く寺に生まれました。食糧難で4歳の時には母の実家に食べ物をもらいに行った記憶も今では懐かしいです。幼児教育が盛んになってきた頃に先代の父が幼稚園を始めました。私も申請や設計から携わりました。自分の考えを形にして行く楽しさを感じたものです。私が先代から引き継ぎ大事にしていたことは子供たちを自由に遊ばせること。子供は...
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2022年4月15日 10:00
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湯河原〈ゆうゆうの里〉